蒸気と魔法の貌国浪漫シェアワールド、SteamMagiaProject/本企画は、西京Projectグループが共有する世界観の1つとして企画された、シェアワールドです。

蒸気機関の歴史

 魔法は、土地の力を借りて行使されるものです。そのため、海を渡った先では使うことができません。
 激動する世界情勢の中で、貌国が発展していくために、魔法に代わるエネルギーが必要不可欠でした。魔法技術――魔術に関しては発展していましたが、この技術は輸出することができず、防衛には使えるものの侵攻に役立てるには制約が大きすぎるためです。

 蒸気機関の始まりは、ドワーフの国ウェルズからです。
 ドワーフたちは手先が器用ですが、魔術についての習熟度はエルフだけでなく人間と比べても後進的でした。
 また、人間の中でも、魔術至上主義の社会ではとうていやっていけないような魔力・魔御の人々は存在しており、彼らの多くは労働階級でした。
 元々、蒸気機関は、労働階級の人々が関わる中で、彫金の効率や制度が魔術によって飛躍的に高まり、石炭の輸送手段としての蒸気機関車や蒸気車両が生み出されたことが始まりだったと言われています。
 これを生業とする企業が現れたことで、蒸気機関は労働階層や輸送路においてメジャーな立ち位置を確立しました。
 さらに、戦争が始まり、ブリテンが諸外国に進出する状況になると、いくつかの企業が開発していた蒸気空挺を、空中戦艦として推す動きが高まりました。これが成功し、制空権を得たことによって、ブリテンは大国として暫し名を馳せることとなります。

蒸気機関の仕組み


 基礎的な部分はウィキペディアで。

 アルビオン島は空間中の稼働エーテル濃度が常に安定しているため、外燃機関の軽量化が容易だった。
 産業革命以降、超高圧蒸気の研究が進み、同時に蒸気機関の小型化が進んだ結果、真空状態に関する一連の実験のうちに、圧力が過負荷に達する状態で内部を真空にする魔術を行使すると、内部の蒸気が負の質量を持つことを発見し、これを「浮蒸気」と名付けた。浮蒸気技術を利用して、20世紀にはこれを浮力として扱う板金飛行船「蒸気空挺」が誕生。ブリテンと世界各国を繋ぐ架け橋となった。
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