表向きは文化財保護団体ですが、その実態は「異常な物品、存在、現象を封じ、抑え込むことを任務として、世界中で活動を行う秘密組織」です。
これらの異常現象を引き起こす実体は、"
マクガフィン"と呼称されます。
財団に収容されている"マクガフィン"には、発見順にM-0001からナンバリングがされています。
現在は、約3000個が各地の施設(サイト)で保管されています。
大貌博物館に保管されている物品もほとんどが"マクガフィン"であり、ロゼッタストーンやファラオの遺品もその一種です。
これらは収容方法が確立されて安全性が認められているため、展示品として一般公開され、財団の活動資金を確保するために利用されています。
しかし、世界各国で活動を行いながら、文化的に重要物品を回収・収容していくため、大貌博物館は「泥棒博物館」などと揶揄されることもあります。
世界平和のためなので仕方がありませんね。
貌国王室は財団の活動に対して、恒久的な世界平和を望んで大きく投資しています。
財団の前身組織が中世、貌国王室関係者が満月の夜に狂い死ぬことが相次いだ事態を解決したことが発端とも言われていますが、真相は不明です。
財団の任務は、大きく「封鎖(block)、制御(control)、分析(Finding)」の3つです。
世界各国に存在する支部を連携し、異常現象を発生させる実体について調査を行い、それらの"マクガフィン"が引き起こす現象から環境・市民・現実を保護するべく封鎖を行い、隔離した"マクガフィン"の特性を理解し、制御することで恒久的で安定した収容を行い続けることを命題とします。