持ち手部分は「柄」、それ以外の細枝部分は「穂」。
柄の長さは「柄丈」、穂の長さは「穂丈」、穂の太さは「穂幅」、穂の先端は「穂先」。
穂を束ねる部分の金具は「要」。乗用に鞍や鐙を備え付けているものもある(とくにレース用)。
ほか、実用箒(ママチャリ的なやつ)については柄側の先端部分にランタンやかごをくくりつけられるようになっていたりする。
乗用ほうきについては、柄部分は主に持ち手と鞍(サドルとハンドルを兼ねる)、穂部分は姿勢制御や加速装置を司る。
このため穂部分に装飾することはあまりないが、その分柄部分についてはカラーリングも自由。杖と同じ素材の柄がよく手になじむと評判。
穂の加速出力に影響するため、要の形状や止め方、金属素材の魔力との相性も重要。
既製品そのままでも充分な性能だが、あらゆるパーツをカスタマイズできるため、箒マニアの箒は柄から要から穂まで全部メーカーが違うことも。自分で穂を摘んできて自作するDIY箒も可能(専門の箒屋による乗箒検証の発行は必須)。
ウィキペディアも参照のこと。