基本的にはフリントロック式銃を模して製作されている。
グリップ部分に液状化した魔法鉱石を収めるため特殊な強化ガラスが設置されており、使用者がエーテルを送り込みやすいように作られている。
一般的に銃身は長く
*1、発射速度を高める傾向にある。これは一発ずつ装填しなければならない構造から連射性に欠ける点を改善しようと、使用者にかかる反動を軽減する目的がある。
発砲までの操作、動きは以下の通りである。
・銃口から弾を詰める。
・撃鉄を少し起こして、ハーフコック・ポジションにする。一種の安全装置でありハーフコック・ポジションでは引き金を引けない。
・グリップを握りエーテルを送り込む。これにより撃鉄は自動的にコック・ポジションとなり、発砲準備が完了する。
・引き金を引く。
・銃身下部に設置された極小蒸気機関によりエーテルが圧縮、弾の薬莢内部に描かれた陣術を発動させる。
・弾丸が銃身を通ることにより弾丸内にエーテルを循環させながら発射。
・着弾。弾丸内のエーテル循環により弾丸内で構築された固有の魔術が発動する。