SteamMagiaProject - ブリテン王室

God Save the Queen!

女王陛下万歳!


ブリテン王室


 ブリテン王室は、ブリテン国王とその家族・親族で構成される集団を差す。通称「ロイヤル」、「ロイヤルファミリー」。
 主に国王の近親者のみを差すが、必要に応じて拡張して語られる場合もある。
 詳しくはwikiを参照のこと。

 ブリテン国民に広く愛される、貌国の顔。
 現代においては、ブリテン王室は「度重なる世界大戦に疲弊した国家国民、ひいては世界社会を憂い、全て反戦の意向を示す」とされる。
 世界大戦等で発生した難民の受け入れなども積極的に行い、全世界へ向けて反戦を訴えている。

 政府機関の上位に位置するが、実際の国政に介入する余地はブリテン国議会と比べ少ない。
 議会とは国政についてねじれが発生することが多く、現代でも非戦派を「王室派」、開戦派を「議会派」と通称するなど、その対立構造は明らかかつ有名である。
 ブリテンの君主(現在は女王ヴィクトリア)は究極的には行政に大権を持つものの、これは議会の立法、ほか慣習や先例、世論などによって制約を受け、安易な特権的に発揮されることはほとんど起こり得ない。

現代における主義思想のねじれ

 敗戦後、ブリテン国内での世論は大きく、反戦を主張する「王室派」と、開戦・交渉を主張する「議会派」に割れている。
 大戦時にはあまねく国民が戦争を支持していたが、敗戦後の世論は大きく「王室派」に傾いている。
王室派
 主に反戦派、非武装主義派を差す。軍備増強に反対の立場を示すものが多いが、保守派層である。
 意見は「防衛に徹していれば国内は平時通りに回っているので問題ない」、「闘っても勝ち目がないのだから現状維持を貫こう」といったものから、「女王が戦争に心を痛めておられるのだから軍隊は武装を棄てろ」といった過激派まで幅広い。
 譲歩交渉といった戦争について大きく触れる話題については忌避的な支持者が多く、「現状維持」と「国外に向けた戦争反対」のポーズが基本である。
議会派
 主に開戦派、軍備増強派を差す。和平交渉に意欲的な一部層も議会派に含まれる。
 意見は「他国と連携を取って第三帝国の打倒に働きかけるべき」「多少交戦してでも輸送・交易路を確保しなければ状況は好転しない」といったものから、「日和見の他国との交渉、および敵国との交渉も視野に入れて戦争を終結させる」といったものまで議会派の括りとなる。
 現状を鑑みて戦争に勝つというより状況を好転させるために積極的に行動すべき、といった派閥であるが、少数ながら「さっさと開戦して叩き潰して貌国の覇権を取り戻そう! 勝てる!」といった党派層も存在する。
 また、難民の受け入れ等で社会的・経済的に割を食った層も、王室派の政策に反対の意向を示し、冷戦解決に積極的な議会派を支持することが多い。