蒸気と魔法の貌国浪漫シェアワールド、SteamMagiaProject/本企画は、西京Projectグループが共有する世界観の1つとして企画された、シェアワールドです。

 

Feign Non Hypotheses.

即ち、我、何故を問わず。



カルタネド技術振興技師団


 カルタネド技術団は、『永久機関の完成』を大目標に掲げる、技術振興組織である。
 蒸気機関を初めとした、様々な技術に精通する技師たちが集まって形成されている。

 永久機関――外部からのエネルギー供給を必要とせず、一度動き出せば永久に稼働し続ける装置。
 カルタネド技術団が志す本物の『永久機関』は、未だこの世界には姿を見せていない。
 在籍する技師たちはほぼ全員が、(時には狂気的な)熱意を持って、誰よりも先に夢の『永久機関』を生み出そうと日夜研究に励んでいる。

 永久機関を目指すための技師たちの持論も様々展開されているが、現在は「負の質量を持つ蒸気を用いて次元的な真空を生み出し、完全に抵抗のない状態を生み出す」「一定の時間をループする空間を作製する」といったアプローチが一定の人気を博しているらしい。

歴史と文化

 カルタネド技術団は、貌国技術産業の立役者、D・カルタネド博士によって設立された。
 蒸気技師であったカルタネド博士は、歴史的経緯によって断裂状態にあった魔法技術と蒸気技術を繋ぎ合わせ、「浮蒸気球」をはじめとした、多くの貌国特有たる蒸気技術を発明。その殆どは特許開放されていたが、1796年ごろに突如として、D・カルタネド博士の発明品を管理するカルチャー社の前身組織が発足。一部権利を巡ってロンドン商工議会と対立する。
 1796年に産業革新を促す目的で法改定が行われ、カルタネド特許のうちいくつかが公的に開放されると、組織から技術部が分離し、カルタネド博士の大目標のための探求組織として「カルタネド技術団」が構成された。やがて、本体を失い形骸化した組織は、カルタネド技術団の開発技術などを取り扱う法人組織として現在のカルチャー社となった。

 また、年に一度、毎年8月8日から8日間かけて、ウェルズの首都カーディフにおいて、カルタネド技師団の主催で技師技術競技会(カルタネドス・コンペティション)が開催されている。
 当年の「お題」に沿った、あらゆる発明的「成果」を多角的に競わせ、永久機関および関連技術の振興を目的とするこの競技会には、技術団所属者以外の参加も認められている。
 応募者から投票で選ばれた100名による総当たり式の予選の後、通過者16名によってトーナメント式の本選が行われ、優勝者はその栄誉を称えて賞金8万8千ポンド(日本円にしておよそ1千2百万)を受け取る。
 毎年、準決勝から決勝にかけては派手に盛り上がり、お祭り騒ぎが発生する。対戦項目は当年の「お題」に合わせて、ロボットコンテストめいた戦闘から、エンジン同士の馬力比べ、人工知能の人格テストまでさまざま。
 一般参加者が本選まで残ることは僅かだが、それだけの「成果」を上げれば多くの場合は、技術団から勧誘が来ることになる。

構成員

 技術団を構成する技師は、身分、年功、あらゆる要素を問わず、ただ純粋な「成果」を要求される。
 発明、技術革新、理論開拓など、分野を問わず技術産業に新たな光を当てた者が、その功績を称えられ、より多くの研究資金を得る。
 資金提供は、カルタネド技術団の特許を管理するカルチャー社ほか、スポンサー企業による。

 技師団内に(技術的甲乙を除いた)上下関係は存在しないが、技師団内で一定の「成果」が認められた者、技術競技会で上位を獲得した者は、「役員技師」のポストを与えられ、技術競技会で審査員の役目を務めることが可能になる。

 技術団に所属するためには、分野を問わず「成果」の提出が求められる。
 提出された「成果」は、「技師役員」7名によって評価され、過半数の推薦を得られた場合、技術団への所属が認められる。
 また、優れた在野の技術者は「技師役員」に任命されている技師によって、技術団への勧誘を受ける場合もある(この場合も、成果の提出と役員による評価が求められる)。
 技術団所属者には、それを示すものとしてロゴマークを刻んだバッジが配布される。

 技術団長には、常に創立者の「D・カルタネド」博士の名前が刻まれている(故人)。

施設


 ウェルズの首都カーディフから20分ほど離れたケーフェリーに、カルタネド技術団の本拠が存在する(位置は現実のケーフェリー城と同じ)。
 打ち捨てられた古城であったケーフェリー砦を19世紀の終わり頃に技術団が買い取り、本拠として整備した。

 エントランス・ロビーの床には巨大な「永久時計」が設置されている。
 これは創立者D・カルタネドが自らの手で制作した永久機関の試作品であり、制作以後一切触れずとも正確な時を刻むものを目指して製造されたが、実際には稼働し続けるために一世紀に一度「大点検」が必要である。この手順が記された書面は「永久時計」の内部に保管されており、「大点検」の時がやってくるとまるで鳩時計から鳩が飛び出すように姿を現すという。

 エントランス床の「永久時計」の軸を取り巻くように配置された多重螺旋階段を下ると、内部には広い地下施設が広がっている。
 螺旋階段は12本存在し、複雑に絡み合いながらそれぞれの地下研究施設エントランスへと繋がっている。永久時計の巨大針が重なっている箇所の階段は使用できないため、時間によっては入れない施設も存在する。
 この場合は、ロビーに併設されたレストランバーで時間をつぶすことになる。地下施設は技術団員以外の侵入は不可だが、レストランバーは観光客や面会の家族なども利用可能。

 内部はかつてのケーフェリー砦の内装をさらに魔改築した迷宮であり、正確な地図は存在しないとさえ言われる。
 ただし攻略法として、坂道を常に上に向かうことで、唯一の出口である永久時計の軸心にたどり着くことが可能である。

カルチャー社

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